ランナー膝(腸脛靱帯炎)とは?
春も近づき、これからの時期はスポーツやイベントが盛り上がる季節ですね!!
最近では先日の冬季オリンピックやパラリンピック、野球のWBC、またサッカーを始め様々なプロスポーツのリーグ戦など、テレビでもスポーツを目にする機会がまた増えてきました◎
皆さんは好きなスポーツはありますか?
様々なスポーツの中でも1人で手軽に始められる事もあり、ランニングを始めたり趣味に持っている方も多いと思います。
走れる距離が伸びたり大会での記録を更新できたりと楽しさを感じられる反面、
1回の時間が長かったり、舗装されたアスファルトの上を走ったりする事による着地時の衝撃など、足への負担が多いスポーツの1つでもあります。
特にランニング初心者に多い障害としてランナー膝があります。
正式には「腸脛靱帯炎」と言い、大腿筋膜張筋という筋肉から繋がる腸脛靱帯という靭帯が、大腿骨外側顆(大腿骨下部の突起)と擦れる事で炎症が起きることで痛みを生じるスポーツ障害です。

ランニングやジャンプなどで膝の屈伸運動が繰り返される事で使い過ぎの状態となることで発症します。
その名の通りランナー(特に長距離ランナー)に最も多く現れますが、
自転車競技や水泳、バスケットボールなどのスポーツでも膝を繰り返し使う事で使い過ぎとなり、症状が現れる事があります。
またO脚や、硬いソールの靴の使用や下り坂でのランニングも原因となり得ます。
階段の上り下りなど日常生活に支障をきたす場合もあります。
膝の外側に痛みが現れるため、一般的には大腿部(太もも)の外側の筋肉の硬さが原因とされる事が多いのですが、内側の筋肉の硬さによっても症状が現れる事があります。
外側の筋肉が、内側に引き伸ばされる力が加わる事で骨と筋肉・靭帯の隙間が狭くなり靱帯が骨と擦れて症状が現れるという事も多いです。
この事から、ストレッチ等で大腿部の内側の硬さを緩めることも症状改善のためには重要です。
初期段階ではスポーツの休息が必要となります。
保存療法が一般的ですが、ただ休息をするだけではなく、練習を休む期間に鍼灸治療やストレッチは有効です。
治療を行い回復してきたら、まず短距離且つ速いペースでの練習から再開します。
これは長距離で接地時間が長くなったり歩幅が大きくなったりすると、患部での靭帯と骨との摩擦が増えるためです。摩擦を少なくするために上述の練習から再開していきます。
短距離での練習ができるようになったら、少しずつ距離を伸ばしながら長距離の練習も再開していきます。
しかし練習再開後もケアとして治療は必要です。
使った箇所は必ず負担がかかりますので、メンテナンスの継続は必要となります。
復帰の目安や再開方法についても個別に相談対応させていただきます。
これからの時期はますますスポーツが盛んになっていきます!
ご自身の体のメンテナンスを行っていくことで楽しくスポーツに取り組みたいですね!
投稿者プロフィール

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【国家資格】はり師・きゅう師
【出身地】松本市
【趣味】音楽(ギター・サックス)・読書
【好きなスポーツ】水泳・ジョギング
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