ただの突き指じゃない、つち指

 

こんにちは、11月2週目担当の峯村です。

お天気のいい日が続いていますが、先日立冬を迎えて、秋の深まりと冬の訪れを感じる時期になってきました。

11月の間はまだ秋だと信じたいものです。が、ちゃくちゃくとお肌の乾燥が進んでいます。笑

乾燥対策のハンドクリームは、指の先、爪まですりこむと良いみたいですね。

 

指先といえば、よくあるケガに「突き指」がありますね。

指先にものが当たったり、引っかかったりして衝撃を受けて起こったケガの総称をいいます。

 

ボールを使うスポーツなどではよく起きるケガです。

野球やソフトボールなど、小さなボールを扱う球技では薬指、中指、

バレーボールやバスケットボールなど大きなボールを扱う球技では小指、

ストックを持つスキーでは親指によく起こります。
指のケガは指の関節の捻挫であることが多いため

特に少しでも変形がある場合は、正確な診断と適切な治療が必要になります。

 

中でも、指の一番先端の関節に起こる例は、指先に強い衝撃を受けることで

末節骨(1番指先の骨)を伸ばす腱が切れたりすると指先をまっすぐに伸ばすことが出来なくなります。

指先が曲がったままの形になることから「つち指」といわれています。

ひどくなると末節骨の腱との付着部がはがれて剥離骨折を起こすこともあります。

 

痛みや腫れがひどい場合、関節に変形があったり指先がぐらぐらしたりした場合は

X線検査の上で正しい診察を受けて治療をしていくことで変形や脱臼を繰り返さないようにする必要があります。

 

「つち指」の場合は、特殊な固定具やテーピングによる固定を6~8週間ぐらい行うことになり

時間がかかりますが、途中で固定や治療を自分の判断でやめてしまうと

指先の変形が残ったままになってしまいます。

 

実際私の友達は、部活でバレーボールをしていて槌指になり

固定を続けなかったことで今でも変形が残ったままです。

 

突き指はよく起こるケガですが、つち指はただの突き指ではないことを忘れず

時間をかけて固定することが大切になります。

 

薄川沿いの紅葉がちょうど今きれいなようですね。

週末も天気がいいようですし、今しかない紅葉を楽しむのもよいですね☆

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