いわゆる”うちみ”、打撲をしたら
いわゆる”うちみ”といわれる「打撲」。
誰もが経験ありますよね。
なんらかの外力によって、皮膚とその下の軟部組織(筋肉など)に瞬間的に強い衝撃力が加わり、
皮膚の下や筋の内部、筋と筋の間に出血(内出血)や炎症が起こります。
そのため患部に痛みや腫れが発生します。
できるだけ早い応急手当で、腫れを最小限に抑えることが、早く治す決め手になります。
また、打撲にもさまざまな損傷レベルがあります。
何もせずに自然に治る軽傷のケースから、骨折や内臓損傷などを伴う重症のケースもあります。
〈こんな時に起こる〉
転倒して地面に体を強打
スポーツ中の相手の選手との接触
ボールや道具がぶつかる
〈主な症状〉
患部に痛みがある
患部が腫れる
皮膚の下に出血が起きる(皮下血腫)
関節部であれば関節の動きが悪くなる(曲がらなくなる、伸びなくなる)
〈応急手当〉
ただちに安静にし、患部の状態を調べる
痛みのある部分を冷やす
患部周囲全体を伸び縮みする包帯などで覆い、きつすぎない程度に圧迫し、固定する
患部を高くあげる
〈打撲した直後にしてはいけないこと〉
患部を揉む
患部とその周囲の筋のストレッチ
お風呂に浸かる(内出血や炎症が悪化するため)
マッサージやストレッチは、内出血や炎症が引いてきてから少しずつ行っていきます。
お風呂に浸かるのは、打撲の損傷レベルによっても変わりますが、おおよその目安としては、1週間は控えます。
〈まとめ〉
打撲は運動部の学生さんだけに起こるものではなく、日常でどの年代の方にも起こりうるけがです。
打撲してしまったら、まずは患部を冷やし、腫れを抑えましょう。
打撲の痛みを取るためには、鍼やお灸が効果的です。
どうぞお気軽に、ご相談ください。
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