冷やす!? 温める!?

患者さんからよく、「冷やした方がいいんですか?温めた方がいいんですか?」と質問を受けます。

先日も、ぎっくり腰で整形外科や他の治療院を回って痛みが取れないと患者さんが来院されました。

その患者さんの治療が終わり、家での注意事項として

「お風呂は入らないで下さいね」

と伝えました。

すると患者さんは、

「すべての所でそう言われました」(^^;)

「シップとかで冷やした方がいいんですよね?」

と質問されました。

ぎっくり腰で急性の痛みの場合、炎症があると考え冷やした方が良いと思われるかもしれませんが、

当院では冷やす事はすすめていません

 

それではなぜお風呂がいけないのか!?

お風呂に入っている時は、温まるので痛みが一時的に和らぎます。ですが、お風呂から上がって1~2時間すると湯冷めしてさらに痛みが強くでてきてしまうからです。

 

ぎっくり腰でも、冷やす・温める で考え方が分かれるところですが、痛めて三日目以降なら温めるよう伝えています。

 

ちなみに、冷やした方が良いのは骨折や打撲、捻挫や肉離れなどの初期などです。

氷嚢やビニール袋に入れた氷などで、20~45分(部位により時間が異なる)を目安に行って下さい。

 

皆さんが悩むところのお話でした(^^)

 

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投稿者プロフィール

関崎直樹
関崎直樹
【国家資格】柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師
【資格】アスレチックトレーナー(JATAC)
【出身地】松本市
【趣味】読書・ジョギング
【好きなスポーツ】新極真カラテ・バレーボール・バスケットボール

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