むくみについて

デスクワークが増える現代社会において、足の浮腫を抱えている方は少なくないのではないでしょか?
今回はそんな「むくみ」について取り上げて見ようと思います。
いわゆる「むくみ」とは医学用語で言うと「浮腫(ふしゅ)」と言い、皮膚の下の皮下組織と呼ばれる部分に余分な水分が溜まった状態を言います。
浮腫には見られる場所や特徴により原因が異なり、大きな病気の発見に繋がるサインとなることもあります。
特に顔や腹部、足にかけてなど全身に浮腫が見られる場合や押しても跡が残らない浮腫の場合、腎臓、肝臓、心臓などの臓器に何らかのトラブルが起きている可能性を考えるサインになったりします。
では私たちの身近なところではどうでしょうか?
よく聞くのは
靴下の跡が消えない
などの局所に限定的に出るものでは無いでしょうか?
上記のようなものの多くは、血流の悪さによって引き起こされます。
特に足の浮腫に関しては、足の筋肉が伸び縮みすることによってポンプの役割をして血流を促しているため、筋肉量の低下や、運動不足などといったことが原因で浮腫に繋がってしまいます。
その他にも生活習慣で、水分や塩分の取りすぎ、アルコール、睡眠不足なども浮腫の原因となります。
それでは、浮腫がある時はどうすればいいかというと、「血流改善」です。
特に症状としてよく見られる足の浮腫に関しては、ストレッチをしたり歩いたりして、足のふくらはぎの筋肉を動かすことが重要になってきます。
ふくらはぎの筋肉は足から心臓へと帰る血液を送り戻す役割があるため、ここを動かすことで血流を促進させることが出来ます。
また、予防としても普段から体を動かすことが大切で、移動の際に階段を使う、散歩の習慣をつける、早足で歩くなど、足を使うことを意識するだけで浮腫の予防に繋がります。
当院では、自宅でできるストレッチやトレーニングの指導などを行っています。
また、鍼やお灸による血流改善も期待できるので、ぜひお気軽にご相談ください。

いいねしていただけると励みになります!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

前の記事

下痢について