三角骨とは

 

今週8日は祝日、体育の日でしたね。

天気も良かったですし、体を動かしに外出された方もいらっしゃったかもしれませんね。

 

私は最近、歳なのか運動不足なのか、筋肉痛がくるのが遅いのを実感しています。笑

体を動かしたいなあと感じる今日この頃です。

 

日々のスポーツニュースでは、試合の結果はもちろんですが、怪我の話題も取り上げられますよね。

現在大リーグ・エンゼルスで活躍されている大谷翔平選手が、最近右肘の手術を受けたことも話題になりました。

 

その大谷選出、ちょうど1年前の10月

まだ日本ハムファイターズの選手だった頃には、右足の手術を受けていました。

その手術が、“足関節有痛性三角骨除去術”でした。

 

この聞き慣れない、”有痛性三角骨”とは、いったい何なのでしょうか。

足首の曲げ伸ばしに関わる骨、足関節を構成する骨の1つである距骨は、脛骨と踵骨の間にある骨です。

 

この距骨の真後ろに、余計な骨が出来ている場合があります。それが三角骨です。

すべての人にあるわけではなく、一定の割合の人にしかありませんが、

 

この三角骨が脛骨と踵骨の間に挟まって痛みや障害を引き起こします。これが有痛性三角骨障害です。

 

例えば、つま先立ちになった時、サッカーでシュートする時、野球のピッチャーの投げる瞬間などに、

外くるぶしとアキレス腱の間が痛みます。

足首の捻挫などの怪我をきっかけに、この症状が出てきてしまうことがあるようです。

 

大谷選手は手術によって、この三角骨を切除したということだったのですね。

右足の手術から1年経った現在、右肘も手術を受け、リハビリをされている大谷選手ですが、

いずれまた、二刀流の姿を見れるのを楽しみにしています。

 

まとめ

●三角骨とは、距骨の真後ろにできた余計な骨

●有痛性三角骨障害とは、三角骨が脛骨と踵骨の間に挟まれることで痛みが出る

●痛みが出る動作:つま先立ち

●痛む場所:外くるぶしとアキレス腱の間

●症状が出るきっかけ:足関節の捻挫などの外傷

 

秋も深まり、いよいよ白いふわふわしたものが脳裏によぎる今日この頃

週末も気温はあまり上がらないようですので、どうぞ暖かくしてお過ごしください☆

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