膝のお皿の痛み、分裂膝蓋骨

こんにちは、12月1週目担当の峯村です。

気付いたら師走ですね、、

カレンダーの日付だけが先に進んでいて、なかなか追い付けないまま1週間が経ちました。笑

 

今週の始めは12月とは思えない程の暖かさで、20度近くまで気温が上がりましたが、週末は気温が下がりましたね。

温度差に体が追い付けない、そんな1週間でもあったかもしれません。体調はいかがでしょうか。

 

タイトルの”分裂膝蓋骨”ですが、一見すると、膝のお皿が分裂するって痛そうだな

というイメージを持つかもしれません。

実際には、分裂膝蓋骨というのは、生まれながらに膝蓋骨が二つ以上に分裂しているもので

小さな骨のかけら(骨片)として存在し、無症状に経過することが多いです。

スポーツ活動や打撲などをきっかけとして痛みが出ることがあり、その場合を有痛性分裂膝蓋骨といいます。

 

性別では、男子に多い傾向にあります。

膝を伸ばす時、大腿四頭筋という、外側広筋・内側広筋・中間広筋・大腿直筋の4つの筋肉を使います。

その中でも、外側広筋は最も大きな筋肉で、ももの外側を走り、膝蓋骨の上外側に付着しています。

成長期に骨が形成される際、この外側広筋の付着する膝蓋骨の上外側部分の形成が一番遅いので、

上外側に分裂骨片が発生する確率が高いとされています。

 

痛みが出るようになるのは、12~16歳頃であることが多く、運動中あるいは運動後に膝関節痛を訴えます。

膝蓋骨の上外側が盛り上がり、押すと痛みが出ますが、安静時には痛みはないのが特徴です。

このような症状が出た場合には、スポーツ活動を一時中止させ、大腿四頭筋のストレッチを行います。

 

ももの筋肉、特に外側広筋が硬いということは、伸びない分、それだけ付着部が引っ張られるということになり、

付着部である膝蓋骨の上外側部分にストレスがかかることになります。

そのため、大腿四頭筋のストレッチを行うことが大切ということなんですね。

 

少し早いですが、2018年、お世話になりました。

来年も皆様にとって素敵な1年になりますように☆

自分にできることを増やしていきたいです。

 

 

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