ランナーに多い!足裏のケガ!?足底腱膜炎とは

 

 

こんにちは!深澤です。

12月も終わりますが、そんな寒さにも負けず走っている方をよく見かけます。

そんなランナーに多い足底(足裏)の痛みをご存知でしょうか。

 

足底腱膜炎(そくていけんまくえん)。スポーツ障害のひとつです。

 

足底腱膜は足底のアーチを支える役割をしている、踵から指の骨まで広がる膜です。

足底のアーチとはいわゆる土踏まずのことで

足が着地した時に地面からの衝撃を減らすクッションとなります。

 

ちなみにこの土踏まずがないと、僕の様に扁平足になります。

 

 

 

さて、もちろんランニングの際にもアーチによってクッションの役割が果たされるのですが、ランニングなどで使いすぎの状態になると、アーチを支える足底腱膜にも負担がかかってしまい、炎症が起こることで痛みを引き起こしてしまいます。これが足底腱膜炎です。

 

 

 

 

上図では青線部分がアーチとなり、足底腱膜はこれにかかる形で付いています。

朝起きた際の1歩目も痛みを感じてしまうため、日常生活にも支障をきたします。

 

使いすぎで引き起こされる疾患ですが、足底腱膜炎には他にも原因があります。

 

・扁平足

・ハイアーチ(扁平足の逆で土踏まずが高すぎることです。)

・ふくらはぎの硬さ

・足底腱膜の硬さ

・足に合わない靴

 

これらを改善することで足底腱膜炎の予防にも繋がりますし、これ以外のケガの予防にもなります。

 

この中から、扁平足を改善させるトレーニングをご紹介します。

タオルギャザーというトレーニングです。

1、床などの地面にタオルを敷きます。

2、椅子に座りながら(立っても可能ですが、安全のため何かにつかまりながらすることをおすすめします)

踵は地面につけたまま先ほどのタオルを足の指を使ってたぐり寄せます。

3、1と2を10回ほど繰り返します。

 

 

 

 

天寿堂の患者様にも足底腱膜炎の方がいらっしゃいます。

鍼灸治療なども有効ですので、現在お困りの方は是非ご相談ください!

年明けは箱根駅伝がありますがそれに影響を受けて走るなど(僕です(笑))

お正月も走る方は多いと思います。

 

そうではない方も、ケガや事故に注意して安全に楽しく皆さんが過ごせますように!

 

2018年もお世話になりました。皆さんよいお年をお迎えください!

 

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投稿者プロフィール

深澤春樹
深澤春樹
【国家資格】はり師・きゅう師
【出身地】松本市
【趣味】音楽(ギター・サックス)・読書
【好きなスポーツ】水泳・ジョギング