脳脊髄液減少症はご存知ですか?

 

交通事故のケガでよく知られている『むち打ち症』ですが

その中には、5つのタイプがあります。

 

〇頚椎捻挫型

〇根症状型

〇バレ・リュー症状型

〇脊髄症状型

〇脳脊髄液(のうせきずいえき)減少症

 

脳脊髄液減少症は

交通事故やスポーツ外傷などの外からの力によって

脳内に強い圧力がかかり、脳脊髄液が漏れてしまうこと病気です。

 

脳脊髄液は、脳や脊髄を衝撃から守る

クッションのような役割を果たしています。

 

減少してしまうと

頭痛・首の痛み・めまい・吐き気・だるさ・腰痛

記憶障害・首の関節痛・胃腸障害・頻尿・脱水

などの症状を引き起こします。

 

しかし、この病気はMRIなどの様々な検査を行っても

異常が認められないことが多いです。

そのため、うつ病や自律神経失調症などと

診断されてしまうこともあります。

 

一般の方の認知度はまだまだ低く

患者さんが訴えても、周囲からは

だらしない、怠けている、仮病などと思われることが多く

患者さんを苦しめる要因にもなっています。

 

2016年には、『ブラッドパッチ療法』という治療が

保険適用になり、患者さんの負担も減りました。

また、改善率も高いと言われています。

 

なかなか知られていない病気ですが

交通事故に遭ってしまった際には

少しだけでも思い出していただいて

周りの方々にも教えておくことが必要かもしれません。

 

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投稿者プロフィール

丸山由貴
丸山由貴
【職種】受付事務
【出身地】松本市
【趣味】音楽鑑賞
【好きなスポーツ】バスケットボール

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