骨盤の痛みについて

骨盤が痛い…

もしかしたらそれは、仙腸関節の痛みかもしれません

 

骨盤は、寛骨・仙骨・尾骨の3つの骨が合わさってできています

 

寛骨と仙骨の間には、仙腸関節という関節があります

 

中心に位置する仙骨の左右で寛骨とつながっており、

そのつなぎ目に当たる部分が仙腸関節です

 

仙腸関節は、上半身の重さや地面からの衝撃を受け止めるために

強固な靭帯で幾重にも覆われており、

股関節と骨盤、腰椎の動きに重要な役割をしています

 

 

骨盤から腰椎への運動連鎖は

仙腸関節を介して行われているため、

仙腸関節に問題があると、うまく連鎖して動くことができません

 

 

運動の連鎖が出来ないと、立ち上がりや歩行時に、

股関節と骨盤、腰椎が調和のとれた運動ができず、

どこかに負担のかかる動作を強いられ、

痛みを作り出す原因となります

 

 

左右の足を前後に開いたり、腰を大きく捻るなど、

骨盤に左右非対称の力が加わることで、

仙腸関節のずれが生じやすくなります

 

 

 

また、いつも鞄を同じ方に持つ、

足を組んで座る癖があるなどの

左右非対称な癖がある方も

負担がかかりやすいかもしれません

 

 

 

女性の場合、出産後の腰痛も、

仙腸関節に問題があり生じている場合が多いです

 

出産に際して、赤ちゃんの通り道を作るために

仙腸関節の周りにある靭帯が緩み、

それに連動して骨盤も拡がります

 

妊娠中から出産後は

靭帯が緩んだ状態がしばらく続きますが、

半年ほど経つとこの靭帯の緩みもなくなり

妊娠前の状態に戻ろうとするため、

徐々に骨盤が固定されていきます

 

そのため、仙腸関節のずれをそのままにせず、

骨盤が固定される前に本来の位置に戻すことが重要です

 

 

 

仙腸関節が原因となる痛みは、

多種多様な痛みと表現されることが多いです

 

仙腸関節に由来する痛みの大部分は、

臀部に出ると考えられていますが、

両脚、腹部、鼠径部、腰部への関連痛も

認められています

 

この仙腸関節からの関連痛が、

臀部痛や鼠径部痛として股関節周辺に出現するため、

仙腸関節から関連した痛みと股関節の痛みを

混同してしまうことがあります

 

特に一度股関節に疾患があると診断された方は、

股関節や骨盤周辺のどんな痛みでも

股関節の痛みと考えてしまう傾向にあります

 

 

混同しないようにするためには、

股関節の正しい位置を理解する必要があります

 

具体的には、大腿骨の大転子(横の出っ張り)をまず触ります

そのまま内やや上方に指をずらしていき、

脚の付け根(鼠径部)と交わるあたりに股関節があります

 

 

 

仙腸関節はあまり有名ではなく、

仙腸関節から関連する痛みが知られていないかもしれません

 

どこを治療すればいいのかわからなくなることもあると思いますので、

 

気になる症状がある方は、お気軽にご相談下さい

 

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