顎関節症とは?

顎関節症とは、口の開け閉めの運動に障害をきたしたり、その際に痛みが現れる疾患です。

 

特に10代後半から20代の女性に多く症状が現れます。

 

顎関節とは?

口の開け閉めの際に動く下顎骨と、それを支える側頭骨から成り立つ関節を顎関節といいます。両耳の前に指を当てて口の開け閉めをすると動く場所が顎関節です。ここを支点として口の開閉を行っています。

 

〇どのような症状?その原因は?

顎関節症の症状には、口が開かない、顎の痛み、口を開けると音が鳴る、などがあります。

 

これまではその原因として、嚙み合わせが悪い事や、過度に口を開いてしまう事、慢性疲労による炎症が主に考えられていましたが、現在では顎関節やその周りの筋肉や神経の障害と考えられています。

 

精神的なストレス、歯ぎしりなどで引き起こされると言われています。

 

顎関節症になってしまったら硬いものやガムを噛むことを控える事や、顎関節の安静を保つことが必要です。

 

症状を和らげるためにマウスピースの装着、消炎鎮痛剤・筋弛緩薬などの投薬を行うことがあります。

 

口が開かない場合は、関節の中に直接薬剤を注入を行ったり、変形がひどい場合は外科手術が行われる場合もあります。

 

当院で治療を行う場合には鍼灸治療や顎関節周辺の筋肉にアプローチをして改善させるような治療を行っていきます。

 

〇予防

頬杖や食いしばりなどの習慣をやめる、片側だけではなく両側の歯を使ってものを噛む、といったことでも予防に繋がっていきます。また精神的ストレスも考え、日常生活でのストレスや体全体への負担を減らすことも重要です。

 

もし顎が鳴る、顎が痛い、口が開きづらいなどの症状があったらご相談ください。

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投稿者プロフィール

深澤春樹
深澤春樹
【国家資格】はり師・きゅう師
【出身地】松本市
【趣味】音楽(ギター・サックス)・読書
【好きなスポーツ】水泳・ジョギング

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