カクっと引っかかるばね指

指の曲げ伸ばしがしずらい、こわばりや引っかかりがある、という症状は「ばね指」かもしれません。
 
 
 
○症状
 
 ・指の付け根の痛み、腫れ、こわばり
 ・指の引っかかり
 ・朝方のこわばり

 

○原因
 
●手や指の使いすぎ(デスクワーク、家事など)
 
指を動かすのには腕から伸びる筋肉が腱になりその力を伝えています。そのため、指の曲げ伸ばしが多いと腱とそれを押さえるバンドの役割を果たす腱鞘の部分で擦れて炎症となります。
その結果、痛みやこわばりが生じるようになります。
また、そのまま放置していると腱や腱鞘が厚くなり、引っ掛かりが出てきて伸ばす時にカクっとなるバネ現象が出てきてばね指となります。
 
 
●ホルモンバランスの変化(妊娠や出産、更年期など)
 
女性ホルモンが減少すると、腱などでの炎症が出やすくなるため、妊娠や出産、更年期などの際にも症状が出やすいとされています。
●基礎疾患(関節リウマチ、糖尿病など)
 
関節リウマチでは免疫の異常により手足の関節に炎症や変形をきたし、次第に関節を壊してしまう疾患のため、関節での炎症から発症しやすくなります。
糖尿病では高血糖により、糖が固まる糖化や血流悪化により症状が出てきます。

 

○診断
 
腱鞘部での腫脹や圧痛、伸ばした際のカクっとなるバネ現象

 

○治療

 
●患部の安静
一般的に使いすぎが大きな原因となるため、指の曲げ伸ばしを制限するために指を固定をするなどして安静にします。曲げ伸ばしによる腱と腱鞘の摩擦が減ると炎症が収まるので痛みが軽減してきます。
●投薬
痛みの生じている腱鞘内にステロイド注射をして症状を押さえます。
●手術
痛みが引かない、又は繰り返し症状が出る場合は腱鞘部を開く手術を行い、摩擦をなくすようにします。
症状のある腱鞘のみの為小さな傷だけですみます。

 

○予防

ばね指は指の使いすぎで出ます。指に伸びる筋肉は腕から着いているため、指から腕のストレッチをして、筋肉や腱をの柔軟性を保つことが重要です。

 

当院では取り外しのできる固定を作り、腕や炎症のある患部に鍼灸治療を行い症状を改善させていきます。
なかなか症状が引かない場合は首や肩周りも合わせて治療していくと効果的です。

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