手の使いすぎ…！ドケルバン病(腱鞘炎)

 

 

こんにちは！

突然ですが、皆さんの中でスマホを

ずっと使っているという方はいますか？

 

実はスマホをずっと持っていると腱鞘炎になるそうです。

これをスマホ腱鞘炎というようです。

 

そのような使い過ぎによる手の痛み中で

ドケルバン病という疾患があります。

 

これは腱鞘炎のひとつです。

皆さんや皆さんの周りの方でも腱鞘炎になったことがある方は

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

手首には指を動かす筋肉の腱があるのですが

その腱は腱鞘と呼ばれるトンネルの様な組織の中を通っています。

 

正常ではこのトンネルの中を腱はスムーズに通るのですが

指の使い過ぎなどで腱鞘が腫れると

腱と腱鞘の間に摩擦が生じて痛みを伴います。

これがいわゆる腱鞘炎です。

 

腱鞘炎にもいくつか種類がありますが

特に手首の親指側(橈側)に起きるものをドケルバン病と言います。

 

ドケルバン病の原因となる筋肉は短母指伸筋や長母指伸筋が挙げられます。

これらの筋肉は親指(母指)を使う時に働く筋肉です。

 

ここで冒頭のスマホ腱鞘炎に繋がります。

スマホを使う時、多くの方は片手で持って親指を使って画面を触ると思います。

その親指の使い過ぎがドケルバン病に繋がっていきます。

 

お仕事や家事など様々なことで手の使い過ぎは起こると思います。

特に親指は手の指の中でもよく使う指です。

手を長時間使う時などは是非休憩なども挟みながら

手への負担を少なくしてあげてください。

 

このドケルバン病をはじめ腱鞘炎の症状にも鍼灸治療は有効です。

お困りの方がいらっしゃいましたらご相談ください＾＾